こだわりの衣装をキレイに着て、ふたりらしい結婚写真を残すためであったり、結婚式の最中は、ゲストのおもてなしでゆっくり撮影する時間がないため、前撮り撮影を行います。また、結婚式での衣装は、洋装でのお色直しを希望する新婦様が多いため、和装姿でも結婚写真を残したいという花嫁の想いから、前撮り撮影の文化が生まれたと思われます。

チャペル挙式が、昭和50年以降ダントツの人気を博す中、最近では、伝統的な意味合いや、歴史が巡り回り、新たに日本の文化に触れた、和装での前撮り撮影が注目を集めています。前撮り撮影を実施する時期は、結婚式の1ヵ月～3ヶ月前が最も多く、人気のロケーション撮影は、桜の咲く季節や、紅葉の美しい季節、新緑のキレイな季節となっております。

撮影した前撮り写真は、結婚式当日の演出や、映像、ウェルカムボードに使用する方がほとんどなので、制作に時間がかかる場合は、その時間も加味して、前撮り撮影の予約を入れるようにしましょう。

結婚式の多様化に伴い、現在では結婚式を挙げないカップルが、50％を占めています。お金がかかり過ぎることや、準備が大変、お披露目が恥ずかしい、授かり婚などが、主な理由です。そんなカップルのニーズに応えたのが、「フォトウェディング」です 。

フォトウェディングでは、結婚式を挙げる変わりに、結婚の想い出として写真を残します。その写真をアルバムにしたり、ムービーとして記念にも残すことができます。衣装は、結婚式を挙げない代わりに、洋装と和装の2着を着るカップルが最も多く、前撮り撮影に比べると、少し贅沢にと言う傾向があります。

フォトウェディングを実施する時期は、カップルによりそれぞれで、人気はふたりの記念日に合わせた撮影や、11月22日いい夫婦の日などが人気です。フォトウェディングはふたりにとって、結婚式と変わらないので、想い出のあるお日柄にしてみてはいかがでしょうか？

洋装で人気の撮影場所は、チャペルでの撮影。撮影の内容もセレモニー撮影と言って、挙式の流れに沿って行う撮影になります。和装は、スタジオ撮影やロケーション撮影と、ふたりの好みに合わせて様々となっております。また、家族や友人、ペットなど、大切な人たちと一緒に撮影したり、撮影後に挙式や会食を行い、おもてなしするカップルも増えています。