淡く、儚く、美しく。心ほどける色打掛
“淡い⁼MOS”がコンセプトの「モスモードシリーズ」

淡色に宿る、凛としたモード。
「モスモードシリーズ」は、伝統に新しい息遣いを重ねた
全く新しい色打掛コレクション。
職人技と現代の美意識が交差する16着は、
織りも、刺繍も、色も、すべてが静かに研ぎ澄まされています。
深みのあるモスカラーが描くのは、控えめで、しかし揺るがぬ華やかさ。
洗練を求める花嫁へ贈る、新時代の和の美です。
“時代をまとう”という選択を、あなたに。
① 百白花車(YMOS13)

真っ白なキャンバスに、小さな祝福の花がそっと咲きこぼれるような色打掛です。
優しい白のなかで、ガーベラがふんわりと表情を見せ、
光をまとった金糸が、幸せのかけらを散らしたようにきらめきます。
静かに息を吸い込みたくなるほど清らかで、
花嫁様の心そのものをやさしく映してくれるような一枚です。
純粋な気持ち、まっすぐな想いを抱えて迎える晴れの日。
その宝物のような瞬間を、ふわりと優しく包み込み、
凛とした美しさと温かい幸福感をそっとまとわせてくれます。


② 秋華文(YMOS14)

秋の深呼吸を感じるような、やわらかで穏やかな色打掛です。
菊や萩、葛、ススキといった季節の草花が、自然のままの姿で織り込まれ、
ブルーとグリーンの優しい色合いとともに、やすらぎの時間を届けてくれます。
気取らず、飾らず、それでいて静かに華やか。
金糸がそっと差し込む光のように、上品なときめきを添えています。
すうっと空に伸びる秋風を思わせる、柔らかで清らかな一枚。
控えめな柄配置は、小柄な花嫁様にも心地よく寄り添い、
自然光の中で特に優しい輝きを見せてくれます。


③ 松梅七宝文(YMOS15)

淡く優しいグレーの正絹に、縁起の良い文様がひっそりと息づいています。
松竹梅や七宝の模様は、古くから人々の願いを受け止めてきた吉祥柄。
その穏やかな存在感は、まるで「大丈夫、ゆっくり進んでいってね」と微笑むようです。
そこに添えられたピンクやオレンジの花が、
陽だまりのような温かさをそっと灯し、
ふんわりと優しい空気をつくり出します。
華やかさと可憐さが無理なく溶け合い、
大切な一日を心地よく包み込む、安心感のある色打掛です。
緊張も嬉しさも全部、そっとそばに寄り添ってくれるような存在です。
④ 吉祥花文(NMOS02)

大きな花がやわらかに開き、菊の品格がしっとりと添えられた一枚。
青海波や七宝などの吉祥文様がやるせないほど優しく重なり、
晴れの日の空気をそっと満たしてくれます。
伝統の力強さを持ちながら、どこかふんわりと愛らしい表情。
鮮やかさの中に、温度のあるやさしさが息づいています。
袖を通した瞬間、胸の奥がじんわりあたたかく満ちていくような、
そんな幸福感を感じられる色打掛です。
特別な日に、自然な笑顔と小さなときめきを運んでくれます。


⑤ 吉草緑文(OMOS01)

淡いグリーンの色味が、やわらかな木漏れ日のように広がる一着です。
宝尽くしの文様がていねいに織り込まれ、
ひとつひとつに「幸せが続きますように」という願いが宿っているように感じられます。
目にふれた瞬間、心がすっと穏やかになり、
深く呼吸ができるような、優しい癒しに包まれます。
派手に主張するのではなく、しっとりとそばにいてくれるあたたかさ。
洗練された落ち着きの中に、ふっくらと優しい余韻が残ります。
特別な日を、無理なく、自分らしく。
静かに寄り添い、そっと背中を押してくれるような、
そんな包容力のある一着です。


⑥ 宝福小花(NMOS03)

小さな花や吉祥のモチーフが、
ちいさな“おめでとう”を集めたかのように散りばめられた色打掛です。
近くで見つめるほど、刺繍の細やかさに胸があたたかくなり、
昔から受け継がれてきた優しい願いが、ふんわりと伝わってきます。
華やかさよりも、心地よさや安心感を大切にしたいときに、
そっとより添ってくれる、柔らかさに満ちた一枚。
まるで、手を優しく握ってくれるようなぬくもり。
その温度が、写真にも、時間にも、しっかりと刻まれていきます。


⑦ 花彩流水(TMOS06)

淡い水色の衣に、白と薄桃色の花がふわっと浮かぶように咲いています。
春のはじまりに吹く、ひんやりやさしい風と、
そこにそっと差し込む光のような透明感。
初めて袖を通した瞬間、
「今日という日が、やさしく始まる」と思えるような穏やかさがあります。
瑞々しく、澄んだ雰囲気は、写真の中でも自然体の美しさを引き出し、
見る人の心をそっと撫でてくれるようです。
あたたかくて、すこし切なくて、でもとびきり幸せ。
そんな春の空気が閉じ込められたような一着です。


⑧ 小春陽より(OMOS07)

四季の花々が柔らかに咲き、その中を鶴が静かに羽を広げる色打掛です。
淡い色合いが肌をやわらかく照らし、
肩に触れる布の優しさまで感じられるような、やわらかな美しさがあります。
華やかでありながら、どこかほっとする気配。
大人らしい落ち着きの中に、少女のような無邪気さがふっと顔をのぞかせる、
そんな可憐さが漂います。
特別な日を、かしこまらず、自然体で迎えたいときに、
“ちょうどいい温度”で寄り添ってくれる一着です。


⑨ 古典万紋(TMOS08)

淡い彩りに、古典模様が静かに息づく色打掛です。
ブルーとシルバーの澄んだ色調が、朝の光のように優しく広がり、
そこに寄り添うブラックが、落ち着いた自信をそっと添えています。
決して声を張らず、そっと自分らしさを大切にする…
そんな花嫁様に寄り添う一着です。
静かに佇む美しさが魅力で、
飾らなくても、自然と品があふれ、凛とした中にもぬくもりを感じさせてくれます。
心の中で「これがわたし」と、ふんわりと微笑める…
そんな穏やかな幸福感に満ちています。


⑩ 花洛煌妃(NMOS05)

色とりどりの花々が、やさしい光をまといながら咲き広がる一着です。
鮮やかでありながら、どこか透明感があって、
見ているだけで胸がやわらかくほどけていくような幸福感があります。
可愛いだけではなく、どこか大人の余裕も感じられ、
“無理をせず、そのままの可愛さで輝ける”そんな心地よさが漂います。
特別な日を、花の香りがふんわり包み込むように、
優しく美しく彩りたい方にぴったりの一着です。
袖を通すと、そっと心が満ちていく…
そんなあたたかい華やぎがあります。


⑪ 菊花加恋(SMOS04)

まるで柔らかな布に光がそっと降り注ぐような、
あたたかい表情を持つ色打掛です。
刺繍のひと針ひと針から伝わる丁寧さは、
昔から受け継がれてきた美意識そのもの。
控えめなのに、深く、じんわりと美しさが染み込んでいきます。
「華やかに見せたい」よりも
「穏やかに、幸せを噛みしめたい」
そんな気持ちに寄り添ってくれる一着です。
特別な日の緊張も、不安も、喜びも、
そのまま包み込んで抱きとめてくれるような、やさしい衣です。


⑫ 春花秋月(TMOS09)

クリーム色の柔らかなあかりの中に、
オレンジの大きな花がふわっと咲き誇る色打掛です。
あたたかく、ふっくらとした色味に、
裏地の淡いグリーンが静かなときめきを添えてくれて、
そのバランスがとてもみずみずしく、やさしい印象を生み出します。
晴れの日の空気を素直に吸い込んで、
そのまま笑顔になれるような一枚です。
華やぎも、ぬくもりも、まっすぐに感じられて、
「今日という日が、やっぱり楽しみ」
そんな気持ちをそっと引き出してくれます。


⑬ 絢爛豪華(SMOS10)

大きな花々がゆったりと咲き、
“幸せが満ちていく音”が聞こえてくるような色打掛です。
鮮やかな彩りがぱっと心を照らすのに、
どこか安心できる温度があって、
まるであたたかな春の日差しに包まれているような感覚になります。
「特別」に背伸びせず、
自分の中にある喜びをそのまま表現したいときに、
そっと優しく寄り添ってくれる一着です。
大切な日を迎えた花嫁様が、
自然に笑顔になり、肩の力がふっと抜けるような、
そんな幸福の彩りが広がります。


⑭ 山光水色(SMOS11)

緑がそよぎ、水の音が遠くで優しく響くような、
自然に抱かれる安心感に満ちた色打掛です。
淡い色合いは心の奥に静かに染み込み、
清らかな空気に身をゆだねているような気持ちにさせてくれます。
どこにも無理がなく、風の流れのような伸びやかさがあり、
見る人にも、触れる人にも、やさしい時間を届けてくれます。
自然光の中で、柔らかな光が溶け合うように輝き、
穏やかで満ち足りた美しさをそっと纏わせてくれる一着です。


⑮ 杏花白花(OMOS12)

金色のあたたかな輝きのなかに、
白い花がふわりと浮かび上がるように咲く色打掛です。
華やかなのに、とげがなく、
そっと寄り添うような上品さが息づいています。
着る人を選ばず、優しく包み込み、
「美しくなろう」ではなく
「そのままで美しい」
そんな言葉を静かに伝えてくれるようです。
視線を集めながらも、
心は落ち着いていられる。
人気の理由が、自然と胸に届く一着です。


⑯ 葉小白花(YMOS13)

淡いグリーンの布に、白い花がそっと寄り添うように咲く色打掛です。
控えめでやさしい色味は、まるで深呼吸のように心を落ち着かせ、
そっと優しさが胸に広がっていくような気持ちになります。
ほんの小さな光が、静かにきらめくような美しさがあり、
甘さも、強さも、静けさも、全部受け止めてくれるような包容力があります。
飾り立てるというより、ふんわりと自分らしさを抱きしめる…
そんなやわらかな時間を過ごしていただける一枚です。
おわりに

このコレクションに流れる空気は、とても静かで、あたたかくて、
「やさしさ」を大切にしたい花嫁様の心にそっと寄り添います。
どの一着も、強く主張するより、そっと寄りそう美しさ。
安心と、温度と、静かな幸福感に包まれて、
特別な一日が、ずっと心に残り続けますように。

