色打掛の選び方 ~柄、模様の意味~
【模様に込められた意味】から選ぶ色打掛♪
ブログをご覧の皆様、こんにちは!!
数ある色打掛の中から、お気に入りの1着をどのように選べばいいかわからない…
好きな色から?直感から?
今回は、そんな悩める花嫁様必見の内容です♪
【模様に込められた意味】から選ぶ色打掛をご提案します!!
どんな花嫁様になりたいか、想像しながら素敵な色打掛選びを楽しんでください!!
王道人気No.1!【鶴】
古くから「鶴は千年亀は万年」といわれるように、
鶴と亀には不老不死や長寿という意味合いがあります。
そして、鶴は決まった相手と「生涯添い遂げることから結婚の象徴」としても知られます。
長い間連れ添い、天寿を全うするまでおふたりが離れ離れになることがないように、
という意味合いも込められています♡
大輪のインパクト【牡丹】
小さな蕾から大きな花を咲かせることから牡丹の柄は「富貴」を象徴しています。
また牡丹の花は、蓬莱(ほうらい)という中国伝承の理想郷に咲き誇る花とされています。
そのため「嫁ぐ先が理想郷のように幸せでありますように」という幸せを願う思いも込められています♡
幸福を招く【御所車】
御所車は、身分が高い人物の乗り物であるため、富や華やかさを司るとされています。
色打掛に使用される御所車は、満ち足りた豊かな状態を示し、
「神を招き、幸福を招く」意味を持つといわれています。
当店では、御所車にたくさんの花を飾った「花車」の色打掛もご用意しております!!
豪華絢爛【花車】
御所車に絢爛豪華に咲き誇る四季の花をのせた花車。
平安時代の貴族たちが乗っていた牛車に、美しい花を積んで模様化。
四季折々の花々を組み合わせて描いているので、季節を問わない柄としても人気となります!
可憐な花【菊】
菊の花は、円形の形をしていることから太陽に見立てられ、数ある花の中でも、
とても位が高い花とされ、日本の皇室の紋章としても用いられています。
もともとは漢方薬に用いられてきた植物であるため、現在では、「不老不死や無病息災の象徴」として、用いられています。
菊には邪気払いの意味も含まれ、結婚というおめでたい場の邪気を払うために用いられることが多いです。
おめでたさを象徴する代表的な柄なので、不動の王道人気の模様です!
平和の象徴【鳳凰】
鳳凰は、古来より中国で幸せな世界が訪れる時に現れると言い伝えられてきた伝説の鳥です。
平和な世界が実現したときに現れると伝えられているため、「平和の象徴」とされています。
そして、鳳は雄、凰は雌を指しており、夫婦円満を表しているとされていることから
「夫婦の調和」も意味しています。
とても華麗で美しい姿をしており、格調も高い柄となっています✨
華やかさといえば【孔雀】
「悪霊を食べ邪気を払う」という意味を持つ、孔雀。
生き物柄の中でも一際華やかなのが孔雀であります。
優雅で長く垂れた長い尾羽は、着物をとても華やかに彩ること間違いなしです♪
【松】【竹】【梅】
吉祥文様の中でも代表的な一つ、松竹梅。
歳寒三友とも呼ばれ、中国の文人画で好まれる画題の一つです。
冬の寒さでも常に緑を保つ「松」や、真っ直ぐに伸びる「竹」、
寒さを耐え忍び、春一番に美しい花を咲かせる「梅」
そこから「忍耐力」「美しさ」の象徴とされ、「 厳しい状況でも笑顔を絶やさない」という意味が込められています。
【菖蒲(あやめ)】
菖蒲「あやめ」の音が「勝負」に通じるために、勝負運がつくとされる文様です!
菖蒲は古くから解毒作用がある薬草として人々から重宝されていました。
菖蒲の葉のもつ香りは厄災を払うとされ、魔除けのお守りであると信じられていました。
5月5日の端午の節句に菖蒲を飾ったり、菖蒲酒を飲んだりするのも、魔除けの意味から着ている習わしと言われています。
いかがでしたか?♡
込められた意味を理解して、幸せな願いを込めて行う前撮り撮影は
より素敵な想い出になること間違いなし!!
ご紹介した模様以外にも、松や梅など、
まだまだ素敵な模様が沢山あります♪
お気に入りの1着を見つけてください!
次回のブログもお楽しみに~!